エヴァンゲリオン 初号機覚醒を見て思った（ネタバレ有り）

エヴァンゲリオン初号機の覚醒シーンは旧作、新劇場版とともに覚醒後のストーリー展開がほとんど良い展開に進んでないと思った。

旧作で初号機が覚醒しゼルエルを食ったシーンでは、Ｓ２機関を手に入れ、初号機の活動時間がアンビリカルケーブルなしでも無限に動き続けられるようになったメリットはあるものの…

シンジ君が覚醒した初号機に取り込まれ、ヒドイ目にあったのでいい方向の展開ではない。

新劇場版ではもっと悲惨で残酷な展開になっていた。

新劇場版「破」でシンジ君が「綾波を返せ！！！」で初号機を覚醒させ、「翼をください」が流れながら、ゼルエルをぶっ潰し、綾波を助るという涙が流れそうなほど素晴らしいハッピーエンドで終わったと思いきや…


次作の「新劇場版Ｑ」では、ゼルエル戦での初号機覚醒によって、サードインパクトが起こり、シンジ君がミサトさん達から危険人物として扱われるというストーリー展開になっており、初号機覚醒時の涙が出そうなほどのあの感動をぶち壊した形になった。


こういう事もあってか知らないけど、「新劇場版Ｑ」は好評価もあれば低評価も多くなっていた。盛り上がりが激しかった「新劇場版破」に比べ、「新劇場版Ｑ」は何となくシーンとした感じになっているのでそのせいもあるかもしれないが。

エヴァンゲリオン初号機の覚醒が仇になった展開になっているが僕は結構この展開も良いと思った。

ストーリーやキャラクターの性格の設定などエヴァンゲリオンはいろいろとかなり複雑にしているので単純なロボットアニメになるようなストーリー展開になってはあまり味がないと感じたからである。

むしろ「Ｑ」のように誰もが予想出来なかっただろうと思うようなストーリー展開にした方がエヴァンゲリオンだけで見ると逆にいいと思った。

「Ｑ」になってからは旧作とストーリーが変わっているため、この先の展開がまったく予想できないので次作にがぜん興味がわく。そう考えると「Ｑ」は面白かった。

だから次作には皆さんも期待してみよう。

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タグ：エヴァアンゲリオン 初号機覚醒